Maca Quest

とりあえず、Bluesky始めました

ラブストーリーはほどほどに

最近、漫画の原作者とドラマの脚本家との溝が多方面で指摘されている。よく見かけるのが、テレビドラマはやたらラブストーリーにしたがるという意見。例えば、「ミステリと言う勿れ」というドラマは、原作にない恋愛要素を盛り込みすぎて、原作ファンからは不評だったそうだ。

 

私はドラマをあまり見ない。ラブストーリーは特に興味がない。なので、ラブストーリーだと事前にわかっていたら、ほぼ見ることはない。しかし、周囲には逆の人間が多いことは実感する。「ミステリと言う勿れ」は、主演が菅田将暉さんだ。彼のラブストーリーを喜ぶ人は多いんだろう。

 

少し前に「ブラッシュアップライフ」というドラマが盛り上がった。若くして事故死した主人公が何度も人生をやり直す物語。前世で起こった悪いことを、次の人生では軌道修正して改善していく。最終的には、大事な幼馴染が悲しい事故死を迎えてしまう未来を変えるために、自分を犠牲にしてまであらゆる努力をする。それが、コミカルに描かれている楽しいドラマだった。このドラマの感想を色んな人と交換している時に、「あれだけ何度も人生やり直すのに、恋愛が展開しないっておかしいよね」と言う人がいた。

 

おかしくない。

 

いや、恋愛あったよ。主人公は大学時代に彼氏がいた。だらしなくて別れるんだが、その彼が後に年商10億を叩き出すことを知り、次の人生でも付き合う。しかし、交際は上手くいかず、それどころか年商も9億に目減りする・・・というエピソードがあった。これは、恋愛だろう。まあ、キュンとはしないが。

 

Netflixで「今際の国のアリス」というドラマを見た時、土屋太鳳ちゃんがかっこよかった。ショートカットにタンクトップという出で立ちで、タフで頼りになるキャラだった。当時の地上波では、恋愛ドラマの胸キュンヒロインばっかりやってるイメージがあったが、体育会系出身の彼女にはこういうアクション豊富な役が似合うと思った。あ、原作は読んでないから、原作との違いとか、原作者の本音とか・・・そういう話はナシで。

 

とにかく、個人的には恋愛以外のドラマが発展してくれると嬉しい。そして、同じようなキャストを取っ替え引っ替えするんじゃなく、バラエティに富んだキャスティングをお願いしたい。漫画の実写化で山崎賢人さんを乱用するのも、なんとかしてほしい。