Maca Quest

とりあえず、Bluesky始めました

俺の愚か者がギンギラギンにならない

ドラマ「不適切にもほどがある!」が面白い。その中で、昭和の暴走族・ムッチ先輩が、後輩の純子を部屋に呼び、パンツ一丁にまでなったのに、放ったセリフがタイトルの通り。ムッチ先輩が敬愛する昭和のアイドル・近藤真彦の名曲「愚か者」と「ギンギラギンにさりげなく」を織り込んだセリフに噴き出した。

 

要するに、純子とチョメチョメするのを断念したわけだが、この描写に対する感想が人によって違うのも興味深い。ムッチ先輩はゲイだと言う人がいた。自室のベッドの上に可愛い女の子がスタンバイしているのに、その気になれなかったのだから、女に興味がないという判断だろう。私は、ムッチ先輩が「硬派」なんだと感じた。純子は父親やキヨシの行動に不満を抱き、誰も自分に興味を持ってないと自暴自棄になり、ムッチ先輩を頼った。そんな状態の子に手を出しちゃいけないという、ムッチ先輩の判断なのかなと。その後、キヨシが純子を迎えに来た時、ムッチ先輩はキヨシにエールを贈っていた。昭和なら、ありえる展開だと思う。

 

しかし、今の時代、ムッチ先輩のように寸止めしたとしても、後で女に「無理矢理ヤラれた」とか「強要された」と訴えられたら、なす術もない。それが、令和。