今年も、日本テレビは24時間テレビをやる。寄付金の横領が発覚したのに、また寄付を募るようだ。総合司会は、羽鳥慎一さん、水卜麻美さん、くりぃむしちゅーの上田晋也さん。いつものアイドル達は無しで、無難なメンバーとなった。
そして、チャリティーマラソンのランナーは、芸人のやすこさん。彼女は高校時代に児童養護施設のお世話になったことがあるようで、多くの人が児童養護施設のことを気にかけてくれるように、一生懸命走ると話している。今回は、そんな彼女の想いに賛同してくれる市民ランナーも募集している。
今年も異常な暑さを記録している。天気予報では、熱中症警戒アラートなるもので、不要な外出はするな、運動は原則中止、などと注意喚起している。
な・の・に・！
絶対暑いであろう時期に、体格的にも負担が大きそうな女性にマラソンをやらせる。市民まで集めて。車椅子での参加もOKだそうだ。一体、何を考えてるんだか。
24時間テレビを見ていると、モンスターズ・インクを思い出す。芸人や障害者を苦しめて寄付金を集めるスタイルが、子供を怖がらせて悲鳴を集めるモンスター達と似ている。モンスターズ・インクでは、子供達の悲鳴よりも笑い声の方が10倍のエネルギーを生み出すことがわかり、モンスター達は子供達を怖がらせるのではなく、楽しませるために努力するようになる。24時間テレビも、そうなって欲しい。
24時間テレビの目的は一体何なんだ。寄付金を集めるのが目的なら、もっと簡単な方法があるだろう。知名度の高い人達が、サービスを提供してお金を集めればいい。地元やゆかりのある土地で、サイン会をするとか、限定グッズを売るとか、ステージを披露するとか。海外なんかは、スターの私物をオークションに出したりする。大谷翔平選手がオールスター戦で使ったヘルメットは、320万円で落札されたと聞く。
やらかしが多い日本テレビなのでしたぁ。
