複数の人間が高齢者の家に強引に侵入し、住人に危害を加えて、金品を強奪する事件が後を絶たない。たいていは、闇バイトで集められた若者達だ。若くないやつもいたけど。
闇バイトというワードが広く知れ渡った最近では、「ホワイト案件」などというワードで人材を募集をしているらしい。わざわざ「ホワイト」なんて謳うのは、実状が「ブラック」という証だ。それでも、ホイホイと馬鹿者が群がるらしい。
高額報酬や即金などの餌に釣られて「ホワイト案件」に応募した人間達は、免許証やマイナンバーカードなどの身分証明を提出してしまい、いざ現場に行ったらホワイトどころか「強盗」を要求される。断りたいと思っても、身元が把握されているので逃げられない。家族に被害が及ぶことを恐れて・・・ということらしいが、
ホントかなぁ・・・
守りたい家族がいるような人間が、そんな怪しい仕事に手を染めるのかなぁ。最初からヤバい仕事だと思って応募してるでしょ。あわよくば、高額報酬を手に入れられると思ってやってるでしょ。
テレビでは、闇バイトに応募してしまう人達の背景を考えなくちゃいけないとか、彼らには悲しい事情があるとか言うんだが、全然共感できない。クドカンのドラマ「新宿野戦病院」に共感できないのと似ている。面白そうだと思って見てたんだけど、新宿ってゴミ捨て場だな・・・と思って見なくなっちゃったよ、あのドラマ。
闇バイトの捨て駒達は、「逃げたら殺す」と脅されたとか言うんだが、逃げなくても最終的には殺されると思わないのかな。「地面師たち」を見てないのかな。
ま、闇バイトの捨て駒達に、同情の余地はないってこと。
