Maca Quest

家から出たくない

健全な精神は健全な肉体に宿る

スウェーデンの若き環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが、

 

肉を食っていた!

 

という動画が拡散された。そういえば、彼女は菜食主義を推してたかな・・・という曖昧な記憶しかないが、改めてWikipediaを見てみると、飛行機に乗らない、肉を食べない、というライフスタイルで、二酸化炭素の排出量を抑えることを提唱していたらしい。

 

著名な両親の間に生まれ、自閉症だの何だのといろんな特徴を持ち、学校での気候変動をテーマにしたスピーチが注目され、あれよあれよと世に担ぎ出された彼女も、すでに21歳。学校に行かないストライキを起こした後、高校卒業後は学生としての抗議活動終了ということで、今は何をしてるのかよくわからない。

 

21歳って、肉を食いたい盛りだよね。私も20代の頃は、週5で焼き肉とか行ってた気がする。今は牛肉はほぼ食べない生活だけど。人間、年老いてくると、肉を食えなくなってくんのよ。若いうちは肉食って、それを消費するだけのパワーを発揮すりゃいいと思うよ。野菜だけで若い力を出そうとするのは、燃費の悪い車に乗るようなもん。

 

日本では、若き少年革命家というのがいた。ご存知の方も多いだろう、「ゆたぼん」だ。彼も学校へ行くことを拒否していたが、学校へ行く意味を知った後は、自分なりに必死で勉強し、失った時間を取り戻しているようだ。彼の場合は、父親が毒親だったことがはっきりしていて、その呪縛から解き放たれた今、自分の人生を取り戻している最中だ。挑戦には失敗もあるが、めげずにがんばって欲しい。

 

若い頃って、自分の生き方に疑問や不安ばかりだ。過激な思想に走ったり、極端な発想に至ったりしやすい。それを、正しい方向へ導くのが大人の役目なんじゃないかと思う。イーロン・マスクの息子は、性転換をしたそうだ。イーロンは、そうするしか息子を救う方法は無いと医師に勧められ、受け入れてしまったことを後悔していると話していた。イーロンは、LGBTQなどの活動について、まだ思想が不安定な若者に性転換を勧め、実質不妊にしてしまう行為は問題だと話していた。

 

先日、女から男に性転換した人が後悔しているという動画を見た。女というのは、ちょっとしたきっかけで仲良くなり、どんどん友達を増やし、みんなで一緒に楽しむ習性がある。男になってみたら、人々は自分を避け、友達はなかなかできないし、一緒に何かを楽しむ機会も少ない。とても孤独で寂しい、と泣いていた。自分が何者なのかという疑問を抱き、性別が合ってないんじゃないかという発想に至った時、性転換したらハッピーになれるよと勧める大人は無責任だ。女に性転換してホルモンのバランスが崩れて精神を病んでしまう男もたくさんいる。闇落ちした例を伏せてはいけない。

 

ゆたぼんが言っていた。ホリエモンは学校なんか行かなくていい言うけど、それで困ったとしても、ホリエモンは助けてくれないんだぞ、と。大人は無責任に楽な方へ導いてはいけない。人生、楽ありゃ苦もあるのだ。

 

肉も野菜もバランスよく食べるべし。野菜しか食べない生活をしても、美術館で狂ったように名画にスープを撒き散らすようでは、世のためにはならない。学校にも行くべし。優秀な成績じゃなくてもいい、東大に行く必要もない。ただ、小さな社会で経験値を積むだけでいい。経験値は減らない。財産が半分になることはあっても。

 

余談だが、脂質をとことん抜くダイエットをしたことがある。肉は極力食べず、油分の多いものは避け、茹でた野菜ばっかり食べていた。貧血になったね。顔が濡れたアンパンマンみたいに力が出ず、しょっちゅうめまいを起こすようになり、これはやばいと思ってやめた。思い返せば、極端な生活だったな。週5で焼き肉からの脂質抜きダイエットだなんて。不安定な若者だったのだ。