DEI(Diversity、Equity、Inclusion)を推進していくと発表して、世界中のゲーマー達から「オワタ・・・」と嘆かれたバンダイナムコゲームス。ゲームから美男美女が追放され、黒人、ブス、デブ、オカマ、変態、人外・・・あたりを主人公や主要キャラに据えておけばいいだろう、みたいな狂った風潮はいつになったら終わるんだろう。
ま、そんな混沌の時代ではあるが、バンナムの名作「リトルナイトメアⅡ」がプレステのフリープレイに来てたので、プレイしてきた。一作目の「リトルナイトメア」もSteamかEpicで無料配信の時にプレイして面白かったので、二作目も期待大。
リトルナイトメアは、小さな子供が不気味な世界から脱出する物語。ナイトメアというタイトルからして、舞台は子供の悪夢なんだろうと思うが、ゲーム内では最初から最後まで何の説明もない。主人公の名前すら知らないまま終わる。適度なアクション、適度な謎解きで、クリアは難しくないが、初見殺しは非常に多い。クリアした後も、いろんな疑問が残って、もう一度やりたくなるゲームだった。
その二作目。もちろん、また何の説明もなく始まる。今回は、途中で相棒ができる。二人で助け合いながら敵から逃げるんだが、その相棒が前作の主人公だということが判明。なかなかエモい展開。道中、何度か離れてしまう場面もあるが、合流するたびにホッとする。しかし、最終的には相棒がラスボスとして登場。何かに取り憑かれたような相棒を目覚めさせて、最終的には二人で手を取ってゴーーーール!と思ったら・・・なんでやねん!な衝撃なラスト。無情にも流れる長い長いエンディング。
美麗なグラフィック、圧倒的没入感、嘆かわしき多様性、そんなもんがなくても、世界観とストーリーが良ければ、プレイヤーは感動する。ゲーム制作陣は、ゲーマーのためにゲームを作って欲しい。自社の「社会に貢献してます」アピールのために、駄作を作らないで欲しい。